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2010/07/16

暑くなってきてメダカの産卵がピークです!

とても身近な魚である、メダカ。
小学校の理科の教科書には、必ずと言ってよいほど登場しており、
飼育、繁殖も容易なため、今でも教室の水槽で飼育しているクラスも多いようである。
皆さんも、水槽や睡蓮鉢でメダカの飼育を楽しんでみてはいかがでしょうか??
そんな訳で、今回は、メダカネタ。
m1.jpg
メダカの改良人種の
“楊貴妃メダカ”
と呼ばれている品種。
Oryzias latipes var.
この品種の特徴は、緋色が非常に強く、オレンジ色に近い体色が特徴。
上を泳ぐのが雌で、下が雄。尻鰭の形で雌雄は簡単に見分けられる。
小学校の理科で習ったはず。
写真は、産卵間近のペア。雌の腹が、内部で控えている卵でパンパンである。


ココからは、産卵の様子をお楽しみ下さい!
m2.jpg
成熟した雌雄の個体をあわせてやると、最初は、雄が雌に寄り添うように泳ぐ。
雌(奥側)の総排泄口から輸卵管が少し飛び出している。

m3.jpg
そのうち雄は、雌にアピールするために鰭を大きく拡げたり、雌を軽くつついたりして産卵を促す。
その後、よくテレビで見るサケの産卵のように体を震わせたり、雄が体を雌に押し付けたり
する行動が頻繁に行われる。

m5.jpg
そして、いよいよ産卵!ピッタリと雌に寄り沿って泳いだ瞬間
手前の雌を奥の雄が、背鰭と尻鰭を使って抱き込む。
これが、オリジアス属のメダカの産卵時の特徴でもある。

m4.jpg
その後、雄が体を“くの字”に大きく曲げて雌の卵を絞り出すような動作をする。

m6.jpg
すると、雌の総排泄口から卵が。ぷりぷりぷりぷりっ!
と一粒ずつ絞り出されくる。この瞬間、雄は放精する。
雄の長い尻鰭で雌を抱き込んでいるため、受精率はかなり高い。

m7.jpg
産卵直後のペア。
産卵、放精にかかる時間は、1セット数十秒から1分程度。
コレを一度の産卵で、数セット繰り返し一度に数粒~30粒程度の卵を産む。
今回の産卵では、なんと、38粒の卵を一度に取る事ができた。

メダカの産卵条件は、水温が18~20度以上で、日照時間(明るい時間)が14時間以上あることである。
ヒーターと照明器具を使い、人工的にこの環境を再現すれば、
通年を通し繁殖させる事ができる。

メダカに限らず、生物を繁殖させるには、それぞれの種(品種)の特徴をよく表している
健康な雌雄のペアを手に入れる事も大切な要素である。
そして、しっかりとした給餌を心がける事をわすれてはならない。

今回のメダカの餌に関しては、人工飼料のみで産卵させた個体だと、
数粒から十数粒、多くても20粒ちょっとだった。
それに対して天然飼料を与えて産卵させた個体だと、
少なくても20粒以上、30粒以上の卵を産む個体も多かった。
この実験から、フレークやクランブル状の人工飼料のみで飼育した個体に比べると
ブラインシュリンプやイトミミズ、冷凍アカムシなどの天然飼料を与えた個体のほうが
個体の成熟も早く産卵数も圧倒的に多いという結果が得られた。

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Author:lanzafisher
 熱帯魚や金魚をはじめ、水生生物を中心に動植物の写真を撮影し、書籍や雑誌等に掲載、執筆をしています。
また、自転車に乗ったり、釣りに行ったり、そんな日常を一方的に発信中!


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